仙蔵女体化。現パロで文仙。 生理中な仙蔵と、欲情する文次郎。 シモいので一応R18。 仙蔵は女の子だが、文次郎が仙蔵って呼ばないと萌えない気がしたので名前は『仙蔵』呼び。 『欲情する赤』 下半身が重い。 腹部と腰に鈍痛。 もはや鈍痛とは言えないかもしれない。 月に一度訪れる痛み。 年を経る毎に酷くなっている気がする。 足と足の間にぬるついた感触。 (気持ち悪いな) 痛さに目が冴えて眠れない。 少しでもまぎれれば、と寝返りをうった。 「ん、ぅ…」 僅か声が漏れる。 早く終わればいいのに。 心で呟いて目を閉じた。 ********* 「ん、ぅ…」 隣から鼻にかかった呻き声が聞こえた。 その声がなんとなく色っぽくて不覚にも欲情した。 寝返りをうつ気配。 自分の布団から抜け出て、そちらに近寄る。 「なんだ?」 掛け布団に手を掛けたところで声をかけられドキリとした。 「起きてたのか」 「何の用だ」 はっきりした声に言葉につまる。 自分の浅ましい欲を眼前につきつけられている。 「いや、なんだ。その…辛そうな声が」 「そんな私の声に欲情した、と。そういうことか」 顔に血が上るのがわかった。 ばっ、と顔を上げると愉快そうな顔。 「変態」 涼しい目許で、綺麗な唇で、告げられる。 その顔にさらに背筋にぞくりとした感覚が走る。 男の理性なんて儚いものだと思う。 頭の中の考えを悟られているのなら話は早い。 笑う仙蔵の肩に手を置く。 もう片方の手で仙蔵にかかっている布団を退かす。 「…今日はダメだ」 とん、と胸を押し返された。 「なんでだよ」 制止するのもかまわず俺の手は寝間着に隠された白い肌を暴こうとしていた。 *********** 痛みに苦しんでいると文次郎の動く気配がした。 なんとなく様子から欲情しているのがわかった。 可笑しかったのでからかってやったら少し顔を赤くした。 不意に私の肩に文次郎の手が置かれる。 しかし今日は欲情されても私の股は血で大惨事なのだ。 「…今日はダメだ」 とん、と胸を押し返す。 好き好んで血だらけの体を求める者もそういないだろう。 諦めろ。 「なんでだよ」 意外にも簡単には引き下がらない。 身につけている寝間着の間から手が滑り込んでくる。 脇腹のラインを撫でられ腰にぞくりとした感覚が走る。 「ん、」 同時に鈍痛が蘇った。 制止をかけねば、と思いながらも流されてしまおうとする自分がいる。 止まる様子のない文次郎の手になんだか面倒くさくなった。 はぁ、とため息。 「後悔するぞ」 本当はどうしてダメかなんてわかっているだろう文次郎に、挑発的に微笑んだ。 ズキン、と相変わらず下半身には痛み。 今日は二日目だからか、どろりとした感触が鮮明だった。 今まで私の胸や脇腹のラインを撫でていた手がズボンをおろす。 下着に手がかけられると、無意識に身体がびくり、と跳ねた。 クスリ、と文次郎に笑われた。 腹が立つ。 文次郎のくせに。 ********** ぽた、 露になった仙蔵の足の間から真っ赤な血液が滴った。 それがどういうものか、もう知らない歳ではない。 「すげぇな」 素直に感想を口にしたら、嫌そうな視線を送られた。 「だから後悔するぞ、と言っただろう?」 唇だけが笑う。 美しいライン。 「別に後悔してねぇよ」 白い脚と鈍った赤。 すごいコントラストだと思う。 少しだけ鉄錆のような匂い。 「女ってのは変な生きものだな」 「失礼な奴だな。女の苦労も知らん奴が」 垂れた血液に触ると、当たり前だがぬるっとした。 毎月こんな血を流すなんて不思議なものだ。 「神秘的だってことだ」 「どこがだ」 不愉快そうにした顔が少し可愛らしかった。 するりと白い脚を撫でる。 「痛くねぇのか?」 素朴な疑問。 こんな血液を流して、痛みはないのだろうか、と気になった。 「痛いぞ。血とは関係ないかもしれんがな」 さらりと言ってのける様子に呆気にとられた。 痛いのか。 いざというときに女の肝が座っているのも、生物的な違いなのかもしれない。 男はそんな定期的な痛みなんて知らない。 知っているのは、抑えきれなくなるような欲望だ。 白い首筋に唇を寄せる。 「ん…」 鼻から抜けていくような声。 「しかし、刺し殺してる気分になるかもな」 不意に笑いながら囁かれた。 細い指先はその太ももを撫でていた。 「かまいやしねぇよ」 目を引く赤に促されるまま、仙蔵の身体を押し倒した。 ************ 私なんて変態\(^O^)/ ついにやってしまった感があるw 女体化仙様うまい^^ 多分仙蔵とか生理痛酷いから! 痛くて眠れない。 ちょっとムラムラする。 文次郎欲しいな、とか思う自分に苛立つとかいいじゃないか^^ あと、仙蔵そういう運なさそうだから1回で孕んだりすると思う。 なんかこんなこと考えて変態…w